先日、メンタルヘルス研修「法的知識と実践的対応」に参加してきました。
近年のストレスの特徴は、個別で多様化しているということ。
その中で、職場における精神障害の請求件数は、
社会保険、福祉、介護事業が、業種別でトップとなっている状況です。
(平成29年度、174件)
職場内のメンタルヘルス問題をどのように扱うか
パワハラ、セクハラ、育児・介護・ハラスメント。
(パワハラも法律で防止義務化の予定)
個人のストレスチェック制度の導入が必要であり、
50人以上いる事業場は実施義務があるとのこと。
ハラスメントは、何よりもましてコミュニケーションに注目。
これは、事業主の義務となってきます。
事例を取り上げ、実践的対応を皆さんで話し合うときも持たせて
頂きました。
問題解決能力を上げていくことが求められていることを実感し、
ハラスメントに対する十分な理解と、ハラスメントにならないための
コミュニケーションが大事だと教えられました。
・怒る対象は何か?
・自分の感情に気づく
・攻撃ではなく自分の要望を伝える
・相手を見て接し方を工夫する
・不要な誤解を招かない
など。
早めの気づきで、「負のスパイラル」を回避すること。
ストレスはプライベートにも悪影響しますよね。
セルフケアによる自己管理も大事。
最後に、
「働きやすい+やりがい」を職場の中で実現していく。
組織としての理念、方向性を示していく。
業務の効率性。
責任と役割の明確化。
法令遵守するための透明性。
苦情への対処する仕組み。
職員への具体的教育。
一つでも実践し、働きやすさ、働きがい、やりがいを生み出す
事業所に成長していきます。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。